
本日は、千葉県我孫子市にて出張修理でお預かりの“シンガー コンピュータミシン monami nu SC-121DX”を修理しました。
担当は、ミシンショップタケダ修理センター1級縫製機械整備士の斉藤です。
今回の内容が、
『電源は入るが動かない…』
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確認すると電源は入ります。
ただスタートボタンが押さえを下げても赤ランプのままで動きません。

原因は押さえの上下に反応する押さえ上下スイッチの不良でした。
押さえを下げても上がったままの認識で安全装置が働き動かない状態でした。

押え上下スイッチは外装を外し針棒を一度取り外す必要がございます。

針棒を外した先の押さえレバーの根元についている部品です。
配線はメイン基板につながっております。

下が不良部品になりますが、新しい部品と比べても見た目では分かりません。
中で接触不良が起きているようです。
針板スイッチ小さな部品で、外すのは簡単ですが組付けが少々手間がかかります。

スイッチ交換と同時に天秤に絡んだ糸がらみの除去も行いました。
今回針棒を外しているため、かなり食い込んでおりましたが、簡単に取ることができました。
押えスイッチの交換・他内部の清掃、注油を行い組付けてスイッチの確認です。

押さえを上げた時赤くなり、下げた時緑色になりました。
もちろんこれでミシンは動くようになりました。
以上で修理は完了です。
≪今回のミシン修理作業内容≫
メーカー|SINGER シンガー
機種名・型番|モナミ ヌウ SC-121DX
故障内容|電源は入るが動かない
修理箇所|押え上下SW交換・天秤糸がらみ除去を含めた全体的なメンテナンス
SINGER公式HPでも当店が紹介されてます。
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