本日は、東京都荒川区の日暮里店にお持ち込みいただいた“SINGER(シンガー)家庭用コンピュータミシン saflan(サフラン)model3600”を修理しました。
担当は、ミシンショップタケダ修理センター1級機械縫製整備士の名取です。
今回は、
『はずみ車動かない…』
そんな依頼内容です。
針棒軸の“焼き付き”が主な原因でした。
シンガーミシンはこの部分の焼き付き割と多いかなという印象があります…
1度焼き付きを起こしてしまうと割と癖になってしまうことが多いため、慎重に作業を進める必要があります。
まずは分解してゴミやほこりを綺麗に取り除いてから注油します。
注油作業は時間を置いて何度も何度も繰り返し、常にスムーズに動くようなるまで繰り返します。
スムーズに動くようになったと思っても数日後にはまた同じ症状になってしまう事があります。
焼き付きの場合はほぼお預かりして何度も何度もこの作業を繰り返します。
焼き付きを起こしたミシンは、他の箇所にも焼き付きの兆候が出てる場合がよくあります。
主な原因だった針棒軸の焼き付きを解消することでスムーズに動くようにはなりました。
ただ、他の箇所も隅々チェックすると、返し縫いもうまく切り替わないことが分かりました…
よって返し縫いの切替部品も同じ作業を繰り返し、数日経過しても症状が出なくなるまで何度も繰り返し作業します。
針棒軸も返し縫いも数日経過しても問題なくスムーズに動くようになったことを確認して修理は完了です。
焼き付きはお客様ご自身の簡単なメンテナンスでケアすることが可能です。
簡単なお掃除と注油をたまにやっていただければほぼ起きなくなります。
引き渡し時には、二度と焼き付きを起こさないようしっかりとメンテナンス方法をご指導させていただきました。
当社では店舗でのお預かりや出張修理はもちろん、全国からの宅配修理も受け付けてます。
≪今回のミシン修理作業内容≫
メーカー｜SINGER 家庭用コンピューターミシン
機種名・型番｜saflan(サフラン)model3600
故障内容｜はずみ車が動かない
修理箇所｜針棒軸分解清掃及び注油・返し縫い機構分解清掃及び注油
SINGER公式HPでも当店が紹介されてます。
『ミシンの調子が悪い!』と感じたら…
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