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SINGER(シンガー)コンピュータミシン修理|ミンクス2700|ボタンの誤作動…

本日は、埼玉県越谷市の越谷店にお持ち込みいただいた、“SINGER(シンガー)家庭用コンピュータミシン ミンクス2700”を修理しました。

担当は、ミシンショップタケダ修理センター1級機械縫製整備士の名取です。

今回の依頼内容が、

『針上下ボタンの誤作動…』

『糸切り不良…』

そんな内容です。

スタートストップ基板の不良が原因で、針上下ボタンを押すとなぜか糸切りが作動してしまってました。

あまり見たことが無いトラブルですね…

スタートストップ基板を交換することで誤作動は改善されました。

今回のような原因は調整は不可能な為、部品交換が必要となります。

もう一つの症状“糸が切れない”原因は、内釜についてる糸切り後に糸を保持する部分がなくなってることが原因でした。

お客様ご自身で針板を外してお掃除していただいたようですが、ゴミと間違えて捨ててしまったようですね…

このケバケバがなくなることで糸が保持されず、糸が行き場を失い、糸が切れない事があります。

糸切りには大切な部分です。

内釜にはキズも多数あったため、これも今回交換させていただきました。

さらに下糸を巻く時に音が気になったので確認してみると、下糸巻きのゴム輪が劣化してたのでこれも交換しました。

交換したことで異音もなくなりました。

その他ミシン内部清掃及び注油して修理は完了です。

その当時とても高価なミシンだったのでお客様も大切に使ってる様子でした。

まだまだ使っていけると思います。

≪今回のミシン修理作業内容≫
メーカー|SINGER 家庭用コンピューターミシン
機種名・型番|ミンクス2700
故障内容|針上下ボタンの誤作動・糸が切れない異音
修理箇所|スタートストップセンサー交換・内釜交換・ゴム輪交換

SINGER公式HPでも当店が紹介されてます。

『ミシンの調子が悪い!』と感じたら…

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