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RICCAR(リッカー)コンピュータミシン 修理|ホリデーヌ1240|生地がバックしてしまう…

本日は、東京都文京区にて出張修理でお預かりした“リッカー ホリデーヌ1240”を修理しました。

担当は、ミシンショップタケダ修理センター1級縫製機械整備士の斉藤です。

今回の依頼内容は…

『生地がたまにバックしてしまう…』

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原因は送り機構の動きの鈍さにございました。

ミシンの背面から見た送り機構(写真:上奥)です。

送り目の粗さや返し縫いの際に前後に動くところです。

この機構が完全に動かないわけではございませんが、動きが重く瞬時に反応しない状態でした。

修理は古い油の掃除と注油作業となります。

何度か同じ動作を繰り返し、最終的には本来の反応に戻りました。

こちらのタイプは半回転釜仕様になっております。

釜部を外すと色々な所に針によるキズが確認できました。

キズは糸切れの原因となりますので釜・針板と研磨し組み付けとなります。

他の箇所も注油調整し修理は完了いたしました。

このミシンはすでに交換部品もなく、故障内容によっては修理不可能となっております。

幸い傷も深くはなく、送り機構も部品交換が必要ないため修理可能でございました。

≪今回のミシン修理作業内容≫
メーカー|RICCAR(リッカー)
機種名・型番|ホリデーヌ1240
故障内容|生地がたまにバックしてしまう
修理箇所|送り機構分解調整・釜針板キズ研磨・他全体的なクリーニング及び注油


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