本日は、東京都台東区に出張修理でお預かりした“JUKI 2本糸ロックミシン MO252”を修理しました。
担当はミシンショップタケダ修理センター1級縫製機械整備士の斉藤です。
今回の依頼は…
『きれいに縫えない…』
そんな内容でした。
きれいに縫うことが出来ない原因がいくつかございました。
1,針板と送りの間に埃が溜まり、送りがうまく機能してませんでした。
2,ルーパーと針が接触してました。
3、2つある糸調子ダイヤルのバランスが崩れてました。
まずは送り機構の埃掃除です。
埃のせいで送り歯が正規の位置まで上がっておりませんでした。
長年の使用でかなり埃のが溜まってましたのでまずは綺麗に掃除します。
その後針と接触しているルーパーの角度調整を行いました。
最後は糸を掛け、糸調子器のバランス調整です。
糸調子器の目盛りには9まで数字があり、針糸は3~5とルーパー糸は4~5の範囲以内で大体調節できます。
大きく目盛りがずれ、思うような調整がしずらい状態でした。
どちらの糸調子ダイヤルも中間の数字で合うよう調整を行いました。
もちろん自動糸調子ではございませんので、使用される糸や縫われる生地により調整が必要です。
中間の数字を取ることにより、今後お客様の方でも調整がしやすくなります。
≪今回のミシン修理作業内容≫
メーカー|JUKI ロックミシン
機種名・型番|MO252(2本糸ロックミシン)
故障内容|きれいに縫えない
修理箇所|送り機構を含めた内部メンテナンス・糸調子のバランス調整
JUKI公式HPでも当店が紹介されてます。
『ミシンの調子が悪い!』と感じたら…
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