本日は、東京都荒川区の日暮里店にお持ち込みの“JUKI(ジューキ)2本糸ロックミシン MO-610”を修理しました。
担当はミシンショップタケダ修理センター1級縫製機械整備士の名取です。
今回の依頼内容が、
『縫えない…』
『はずみ車重い…』
そんな内容でした。
下メスをお客様ご自身で交換されたと思うのでが位置が間違ってました…
下メスは、写真のプラスのネジを緩めることで上下に動くし交換もできます。
取付位置の正解は、メスの先端が針板と並行でなければなりません…
これでは生地も切りずらいし、糸調子も崩れてしまいます。
まずはメスの位置を整えます。
メスの高さを調節したことで、生地のカットもスムーズになり糸調子も安定しました。
ロックミシンの使用頻度は人それぞれですが、長い間放置してしまうと、はやり錆びや埃がたまり動きが鈍くなります…
たまにしか使わない…
ミシンの宿命ですね…
グリスを塗り直し、全ての連結に注油して、動きが軽くなるまで動かします。
願わくば、用事が無くてもたまに出して使っていただけると、ミシンの機嫌も悪くならないと思います(笑)
ロックミシンンの糸調子は、糸調子ダイヤルにゴミが挟まっても崩れることがあるのでたまには掃除が必要です。
糸調子も整ったところで外観も綺麗にして修理は完成となります。
≪今回のミシン修理作業内容≫
メーカー|JUKI(ジューキ) 2本糸 ロックミシン
機種名・型番|プロフェショナルⅡ MO-610
故障内容|縫えない・はずみ車重い
修理箇所|下メス位置調整・押え金キズ研磨・下軸分解清掃及び注油
JUKI公式HPでも当店が紹介されてます。
『ミシンの調子が悪い!』と感じたら…
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