本日は、東京都豊島区の池袋ショールームにお持ち込みの“ジャノメ家庭用ミシン HS16”を修理しました。
担当は、ミシンショップタケダ修理センター1級縫製機械備士の名取です。
今回の内容が、
『糸目がおかしい…』
そんな依頼内容です。
“針の基線のズレ“が原因です。
ミシンによって、直線の基線の位置は異なりますが、このミシンの直線の基線は針穴の中心です。
若干ですが、中心から右に寄ってることが分かります。
当然ですが、針基線が中心の位置で釜はタイミングを合わせてます。
針基線がズレてれば直線縫いで目飛びすることもありますし、ジグザグ縫いならほぼ目飛びするでしょう。
しかも、この状態は針棒が向かって右にズレてきてるので、このまま使い続ければ、最悪は針板にぶつかてしまう可能性さえあります。
とても危険な状態です…
このように針が落ちる位置が中心に来ることで釜とのタイミングも合い、目飛びもなくなりました。
もちろんジグザグ縫いも大丈夫です。
かなりの埃がたまってたのと、若干の異音がしてたので内部クリーニングと注油させていただき修理は完了です。
今回のお客様は、フットコントローラーで操作する電動ミシンが好みの様でとても喜んでいただけました。
家庭用ミシンで電動のみの仕様はとても少なくなりましたからね…
メーカー|JANOME 家庭用電動ミシン
機種名・型番|HS16
故障内容|糸目がおかしい
修理箇所|針基線位置調整・その他クリーニング及び注油
JANOME公式HPでも当店が紹介されてます。
『ミシンの調子が悪い!』と感じたら…
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