本日は、東京都足立区千住本町ショールームにお持ち込みいただいた“ジャノメ職業用ミシン HS80”を修理しました。
担当は、ミシンショップタケダ修理センター1級縫製機械備士の名取です。
今回の依頼内容が、
『糸調子が不安定…』
そんな依頼内容です。
糸調子がうまく取れなくなったことから、糸調子ダイヤルを必要以上に締めすぎたせいか…
バネがつぶれてたのと、糸調子皿の錆びや糸調子バネも張力を失ってたため、糸調子器をそっくり交換させていただくこととしました。
しっかりメンテナンスしてながくお使いいただくためには、全交換がベストと判断させていただき、お客様にはご提案させていただきました。
まずは埃や糸くずを綺麗に除去してから、新品の糸調子器に交換します。
底板を外して、やはり埃や糸くずを綺麗に掃除し、全体的に注油してグリスアップします。
釜や針板には、糸が絡むほどの細かいキズが多数あり、糸が絡まなくなるまで目の細かいやすりを使って研磨します。
連結箇所全てを丁寧に注油し、暫く高速回転で回すことで音も軽くなりました。
職業用ミシンは、使用頻度にもよりますが、10年前後で割とメンテナンスが必要になるけケースが多いと思います。
メーカー | JANOME 職業用ミシン
機種名・型番|HS80
故障内容|糸調子不良
修理箇所|糸調子ダイヤル交換・針板キズ研磨・他全体的に清掃及び注油グリスアップ
JANOME公式HPでも当店が紹介されてます。
『ミシンの調子が悪い!』と感じたら…
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