本日は、東京都江東区にある大島店にお持ち込みの“ジャノメ家庭用ミシン CK1100(model846型)を修理しました。
担当は、ミシンショップタケダ修理センター1級縫製機械備士の斉藤です。
今回の依頼内容が、
『エラー表示が出て動かない…』
そんな依頼内容です。
電源を入れてみると液晶画面に『E1 Error』の表示…
ランプはついてますが、スタートボタンを押しても全く動作しません…
これはミシンが正常に動作するための、針位置や送り位置の原点回帰ができずエラー表示が出てしまってるようです。
※コンピュータミシンは電源を入れると、動作音(ステッピングモーターの作動音)と共に縫う準備を整えます。
メイン基板に原因があることが考えられます。
外装を取り外しメイン基板を取り出すと、2本あるヒューズの内、1本が白く濁り切れてました…
これが原因です。
原因が判明した所で、交換と同時に各種配線の確認作業を行います。
交換後、テスト通電を行うと、画面にエラー表示は出なくなり、通常の状態で立ち上がりました。
ヒューズ切れの主な原因となった過負荷をなくすため、動作が重くなっている箇所の固まったグリスを除去しメンテナンスを行いました。
モーター側はお客様ご自身でのメンテナンスは難しい為、特に重点的にメンテナンスさせて頂きました。
ミシンは機種(能力)によって、縫える生地の種類や生地の厚みは異なります。
ただし、同じミシンで同じ生地を縫っても、ミシンの状態によってはモーター等への負担が大きく変わってきます。
このCK1100は家庭用ミシンの中では非常に能力の高いミシンですが、今回はグリスの固着等でモーターに過負荷がかかり故障に繋がってしまいました…
もちろん、日頃のお手入れは大切ですが、専門店の定期的なメンテナンスを受けていただく事で、快適に末永くご使用いただけるようになります。
ミシンはアフターフォローが必要な商品です。
当店では、持ち込み修理、出張メンテナンス、また全国からの宅配修理も承ってます。
見積もりは無料ですので、大切なミシンのメンテナンスは是非当店にお任せください。
メーカー | JANOME 家庭用コンピュータミシン
機種名・型番|CK1100(model846型)
故障内容|エラー表示が出て動かない
修理箇所|基板調整及びヒューズ交換・古くなったグリスの掃除を含めたメンテナンス
JANOME公式HPでも当店が紹介されてます。
『ミシンの調子が悪い!』と感じたら…
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