本日は、埼玉県越谷市にお持ち込みの“ジャノメ家庭用コンピュータミシン メモリア(MEMORIA5002型)”を修理しました。
担当は、ミシンショップタケダ修理センター1級縫製機械備士の斉藤です。
今回の依頼内容が、
『ランプはつくが動かない…』
そんな依頼内容です。
このような場合はまず、フットコントローラーの不良が考えられますが、同系の他のミシンで確認したところフットコントローラーは問題はありませんでした。
他には基板やモーターの不良が考えられますが、その場合この機種だと既に交換部品がないため修理は不可能です…
通電してない状態でもミシンがかなり重たかったことから、外装を取り外してみると内部にはかなりの埃がたまってることが確認できました。
※通電していないときはジグザグ等をコントロールするステッピングモーターに力がなくスムーズに針棒等が手の力で動かせます。
原因は長年使用してなかったことから、各部の固着で通電時にうまくコンピュータが立ち上がらないことでした。
この原因なら修理は可能です。
修理内容はジグザグや送り歯を動かす各機構の分解調整と注油作業です。
動きが軽くなるまで作業を何度も繰り返します。
動きがスムーズになったところで組付け、通電させるとうまく立ち上がり、問題なくミシンは動き始めました。
その後、針の基線など各箇所の調整・外装のお掃除を行い修理は完了です。
メーカー｜JANOME コンピュータミシン
機種名・型番｜メモリア(MEMORIA5002型)
故障内容｜ランプはつくが動かない
修理箇所｜各駆動箇所の分解調整・注油
JANOME公式HPでも当店が紹介されてます。
『ミシンの調子が悪い!』と感じたら…
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