本日は、東京都足立区北千住本社ショールームにお持ち込みの“ジャノメ家庭用ミシン KP225(Model807型)”を修理しました。
担当は、ミシンショップタケダ修理センター1級縫製機械備士の名取です。
今回の依頼内容が、
『押えが上がらない…』
そんな依頼内容です。
原因は単純明快でした。
押え上げレバーの変形が原因です。
押え上げレバーは樹脂でできてますので、上げ下げの頻度が高いと擦り減ってしまうこともあります。
家庭用ミシンですが、お仕事でお使いとの事だったので納得です。
修理内容は単純な押えレバーの交換ですが、このミシンの押えレバーの交換には背面カバーを外す必要があります。
それなりに機械に強い方でなければ、ご自身で交換することは難しいかもしれませんね。
押え上げレバーを上げた時、この位置で止まるのが正解です。
今回のお客様は、生地が安定するとの理由で、押さえの圧力を最も強い状態で使ってたことで、樹脂の劣化を早めてしまったと考えられます。
このように私たちは、日々の業務で、お客様から学ぶことも多いのです。
その他全体的に清掃注油をさせていただき修理は完了です。
押さえ圧力は、厚地を縫う際には圧力を強く、逆に薄地を縫う際には弱めます。
圧力を調整するだけでも厚地は安定して縫いやすくなり、薄地は生地を傷つけません。
今後、新しいミシンを検討の際には、押さえ圧力機能があるかないかにも注目してみてください。
当ショップは東京・埼玉・千葉に8店舗、年中無休(盆・正月を除く)で営業中です。
また、楽天市場・ヤフーショッピング・アマゾンなど通販サイトでは、日本最安値に挑戦させていただいてます。
新しいミシンをご検討の際にも、是非当ショップにご相談ください。
メーカー|JANOME 家庭用コンピュータミシン
機種名・型番|KP225(Model807型)
故障内容|押えレバーが止まらない
修理箇所|糸調子ダイヤル交換・針板キズ研磨・他全体的に清掃及び注油グリスアップ
JANOME公式HPでも当店が紹介されてます。
『ミシンの調子が悪い!』と感じたら…
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