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JANOME(ジャノメ)家庭用ミシン修理|751型|返し縫いができない…

本日は、埼玉県越谷市にある越谷店にお持ち込みの“ジャノメ家庭用電子ミシンEX956(モデル751型)”を修理しました。

担当は、ミシンショップタケダ修理センター1級機械縫製整備士の斉藤です。

今回の依頼内容が、

『返し縫ができない…』

『異音がする…』

そんな内容です。

確認してみると前進は問題ありませんでしたが、返し縫いレバーを下げても確かに前進のままでした。

底面を開けて原因を探ると、送り歯の前進・後進を切り換える機構が油が埃と交わり固まってました…

これが原因ですね…

恐らく長い期間使用せずに、しまいっぱなしだったのではないかと思います。

付着してる固まった油と埃を全て取り除き、新しい油の注入し、モーターでの空回しすることで馴染ませます。

これを繰り返すことでスムーズに切り替わるようになりました。

異音の原因はモーターベルトを張るための部品の固着でした。

これも先ほどと同じ状態でしたので、固着した古い油と埃を取り除くことで改善しました。

これで依頼内容は解決したと思いきや…

全体のメンテナンスで、

『天秤機構の糸がらみ』
『下糸巻の巻量調節金具のぐらつき』・『送り歯の高さ不良』
『針板のキズ』

以前はかなり使用されていたようです…

【追加修理】
天秤の糸がらみ(天秤機構の分解掃除)


下糸巻量調節金具のぐらつき(巻量を調節後固定)

送り歯の高さ不良(通常より低く布送力が弱かったため、送り歯高さ調整)

針板のキズ(キズが多数で深いため交換)

かなりの重傷で通常の2倍以上の時間が掛かりましたが、なんとか修理は無事完了しました。

これでまた安心してご使用いただけますが、返却時にしっかりと今後のお手入れ方法をアドバイスさせて頂きます。

メーカーJANOME 家庭用電子ミシン
機種名・型番|EX956(Model751型)
故障内容|返し縫いができない・異音がする
修理箇所|送り機構の分解掃除・下糸巻量調整・天秤機構掃除・針板交換・送り歯高さ調整


JANOME公式HPでも当店が紹介されてます。

ミシンの調子が悪い!』と感じたら…

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