本日は、東京都豊島区の池袋ショールームにお持ち込みの“シンガー コンピュータミシン SN777DX”を修理しました。
担当は、ミシンショップタケダ修理センター1級縫製機械整備士の名取です。
今回の依頼内容は…
『全く縫えない…』
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原因は針と釜のタイミング不良によるものでした。
針と釜のタイミングは上糸と下糸をまじ合わせ縫い目を作るのに最も重要です。
タイミングがズレてしまうと、糸同士が絡まず目飛びや下糸をすくわないなどの症状となります。
縫い目を作るには、針と釜のタイミングだけではなく送りのタイミングも重要となります。
針と釜のタイミングを合わせると同時に送りの位置も確認しながら調整することが重要です。
我ながら完璧な修理です。数ミリずれるだけでも糸目に影響が出てしまいます。
無理な縫い方や食い込んだ生地を無理やり引っ張ったりするだけでタイミングがズレてしまうこともあります。
そんな時はかえって症状を悪化させないためにも最寄りのミシン屋さんに修理を依頼しましょう！！
その他、針板に細かいキズがあったのでこちらの研磨と内部クリーニング・注油で修理は完了です。
≪今回のミシン修理作業内容≫
メーカー｜SINGER コンピュータミシン
機種名・型番｜SN777DX
故障内容｜縫えない
修理箇所｜針釜タイミング調整・針板キズ研磨・その他全体的に清掃及び注油
SINGER公式HPでも当店が紹介されてます。
『ミシンの調子が悪い!』と感じたら…
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