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JANOME(ジャノメ)ミシン出張修理|アトリエ3S|糸が通らない…

本日は、東京都足立区に出張修理で伺い“ジャノメ家庭用コンピューターミシン アトリエ3S(model863型)”を修理しました。

担当は、ミシンショップタケダ修理センター1級機械縫製整備士の名取です。

今回の依頼内容が、

『自動糸通しが出来ない…』

『メンテナンスしてほしい…』

そんな内容です。

糸通しレバーを下げたときにフックが針穴に入らず何度試しても糸が通らないということです。

原因は“糸通しフック“の変形でした…

一般的にはフックの位置をずらしてあげることで、フックが針穴を通過して糸が通るように改善します。

しかし今回は、そのフックがかなりの変形してたこと、また変な癖がついてしまってたので部品ごと交換させていただきました。

自動針糸通し機能関連のトラブルはとても多い印象があります。

針糸通し器のフックは、針の停止位置が最上点の時のみタイミングが合います。

つまりそれ以外の位置で下げてしまうとフックが針にぶつかってしまいます。

見た目で針の停止位置が最上点だと思っても微妙に下がってる場合もあります。

殆どのメーカーのミシンの停止位置は最上点です。

自動糸切り機能付きのミシンでも糸切り後は針が最上点で停止します。

針上下停止機能があるなら当然、上にあがった位置が最上点です。

針糸通し機能を使う前は、ミシンの機能を利用して、針を最上点の位置で停止させてから使用することをお勧めします。

メンテナンスも併せてご依頼いただきましたので、分解して徹底的にクリーニングさせていただきました。

私共では目で見えないところも、また機種によっては故障しやすい箇所もあるので、大切に使っていただくためには壊れる前のメンテナンスはとても有効です。

このようにミシン内部をクリーニングすることで物凄く愛着が湧いてしまうのは僕だけでしょうか(笑)

その他も異常がないか徹底的にチェックさせていただき、内部クリーニングと注油・グリスアップして修理及びメンテナンス完了です。

ジャノメのアトリエシリーズは重量もあり耐久性も抜群なミシンですがあくまでも家庭用ミシンです。

埃が溜まりすぎるとミシンに異常をきたす場合があるので、お客様ご自身でのメンテナンスもしっかりご指導させていただきました。

≪今回のミシン修理作業内容≫
メーカー JANOME 家庭用コンピューターミシン

機種名・型番| アトリエ3S(model863型)
故障内容|糸が通らない メンテナンス
修理箇所|糸通しフック交換・その他全体点検及び分解注油


JANOME公式HPでも当店が紹介されてます。

ミシンの調子が悪い!』と感じたら…

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