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JANOME(ジャノメ)ミシン修理|JC20(660型)|糸がからまる…

本日は、東京都江東区の大島店にお持ち込みの“ジャノメ 家庭用コンパクトミシン JC20(660型)”を修理しました。

担当は、ミシンショップタケダ修理センター1級縫製機械備士の斉藤です。

今回の内容が、

『糸がからまる…』

そんな依頼内容です。

原因は針と釜のタイミングずれでございました。

本来は針穴の少し上を通過するはずの釜の剣先が、針穴とほぼ同じ位置を通過してしまってます。

これでは釜の剣先は糸をすくわず縫い目になりません…

針板に針を接触させてたキズが複数ございましたので、これが釜のタイミングずれの原因かもしれませんね…

釜のタイミング調整をさせていただき、針板はまだ交換の必要はないと判断し、キズの研磨作業を施しました。

また、お預かり時にはご指摘いただいておりませんでしたが、針穴通し器も糸が通らない状態でございました。

糸をひっかけるフックが右上にずれてましたので、お客様に了承をいただき、フックの左右・高さの調整を行いました。

その後、埃の清掃・注油作業を行い修理は完了です。

ミシンで厚地を縫うとき、進みが悪いからといって、生地を引っ張りながら縫うの行為はNGです。

針が生地に刺さっているタイミングで生地を引っ張れば針曲がりの原因となり、故障につながりやすくなります。

進みの悪い生地の場合は、いつもより縫い目の粗さを大きくし、低速で縫われることをおススメいたします。

メーカーJANOME 家庭用コンパクトミシン
機種名・型番|JS20(660型)
故障内容|糸がからまる
修理箇所|針釜のタイミング調整・針板キズ研磨・針穴通し器調整・注油


JANOME公式HPでも当店が紹介されてます。

ミシンの調子が悪い!』と感じたら…

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