本日は、東京都豊島区の池袋店にお持ち込みの“ジャノメ家庭用ミシン シェーネⅡ(model809)”を修理しました。
担当は、ミシンショップタケダ修理センター1級縫製機械備士の名取です。
今回の依頼内容が、
『縫えない…』
そんな依頼内容でした。
【故障内容】
・釜のタイミングずれ
上糸と下糸が絡むタイミング『針と釜のタイミング』が少し合ってないですね…
この症状は、一般的には厚地などを縫った際に釜に負荷が掛かることでズレてしまうトラブルです。
タイミングがズレてしまうと、上糸と下糸が絡まなくなり、目飛びしたり最悪は全く縫い目にならないこともあります。
人間でいうと心臓ですねー(*・ω・)
ミシンは精密な機械なので、少しでも問題が生じると何らかの現象が起きます。
正確に針と釜のタイミングを取りつつ針と釜の隙間も調整しました。
ボビンを入れる内釜は問題ないですが、内釜を止める釜止めの位置が悪いです。
釜止めの位置が悪いと糸抜けが悪いため、糸が絡んだり糸調子にも影響が出ることがあります。
正しい位置に修正することでスムーズに動作することが出来ました。
糸が絡んだ時などに、強引に生地を引っ張ってしまうと釜止めが動いてしまうことがありますので気を付けましょう。
無理に引っ張らずに、針板を外して対処することをお勧めします。
最後に針板についた傷を研磨して修理は完了になりました。
まだまだ頑張れシェーネⅡー(^^)/
メーカー|JANOME コンピュータミシン
機種名・型番|シェーネⅡ(model847)
故障内容|縫えない
修理箇所|針と釜のタイミング調整及び針と隙間調整・釜止め位置調整・針板キズ研磨
JANOME公式HPでも当店が紹介されてます。
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