本日は、埼玉県越谷市にお持ち込みの“ジャノメ家庭用ミシン エルナ3210(model3210型)を修理しました。
担当は、ミシンショップタケダ修理センター1級縫製機械備士の名取です。
今回の依頼内容が、
『糸が通らない…』
そんな依頼内容です。
原因は、自動針糸通しのレバーの下げた時の位置がズレてることが原因で、割とよくあるトラブルです。
ミシンの自動糸通し器は、針が一番高い位置に達した時にレバーを下げることで、うまくフックがかぶさる仕組みになってます。
この機能のトラブルは、針が一番高い位置に達してないところでレバーを下げてしまうことが原因です。
針が下がった位置で使ってしまうと、フックを潰してしまったり、今回のように位置をズラしてしまいます…
ミシンの自動針糸通し器を使うときは必ず、針が最も高い位置にあることを確認してからご使用ください。
ズレた機構を修復することで問題なく使用できるようになりました。
お客様からの依頼内容は、自動針糸通し器の調整だけでしたが、ミシンの調子を確認するため試し縫いをしてみると少し気になる音が…
確認してみると針板がかなり深く陥没してました。
針が刺さらないほどの厚地でも縫ったのか、かなりの負荷がかからないとここまでは陥没しないと思います。
幸い、工具で元に戻すことができましたので、キズを研磨して取り付けることで、気になってた音もなくまりました。
最後にキレイにクリーニングさせていただき修理は完了です。
押さえの圧力調節が一番強い状態になってたので、多少なりともそれも影響したかもしれません。
生地に合わせて、押さえの圧力調節は変更していただきますようご指導させていただきました。
メーカー | JANOME 電動ミシン
機種名・型番| エルナ3210(model3210型)
故障内容|糸が通らない・針板不良
修理箇所|糸通し器高さ調整・針板調整・その他内部清掃及び注油
JANOME公式HPでも当店が紹介されてます。
『ミシンの調子が悪い!』と感じたら…
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