本日は、東京都墨田区にて出張修理お預かりの“ブラザー 電動ミシン ペースセッター”を修理しました。
担当は、ミシンショップタケダ修理センター一級縫製機械整備士の斉藤です。
今回の依頼内容は…
『目が飛んで縫えない…』
お急ぎで今お使いのミシンを修理するならこちら!!
原因は針と釜のタイミングずれにございました。
今回のミシンは縦型半回転釜のミシンになります。
タイミングを見るには水平釜のミシンとは逆に右基線で確認いたします。
釜の剣先が針穴と同時ぐらいのタイミングとなっておりました。
この状態ですと左基線は中基線なら縫えるとは思います。
調整後はちゃんと針穴の上に剣先が来るようになりました。
他の確認を行うと下糸巻き時に針が動いておりました。
プーリークラッチの油切れです。
ベルトやはずみ車を一度外し、古い油の清掃・新しい油の添付を行いました。
今回のミシンは修理不可になるケースが多いです。
上の外装を外した時に見える模様カムです。
このカムを駆動させるプラスティックのギアが経年劣化で割れている場合が多くあります。
今回お預かりのミシンは非常に良い状態で、ひび割れ等もございませんでした。
今後の故障の際修理不可のケースも見積時ご案内しての修理でございました。
≪今回のミシン修理作業内容≫
メーカー｜brother ブラザー
機種名・型番｜ペースセッター（電動ミシン）
故障内容｜目が飛んで縫えない
修理箇所｜針釜タイミング位置調整・プーリークラッチ分解注油・その他全体的な注油調整
brother公式HPでも当店が紹介されてます。
『ミシンの調子が悪い!』と感じたら…
『ミシン修理センター』修理の無料見積もりはこちら