本日は、東京都葛飾区にて出張修理お預かりの“ブラザー 職業用ミシン TA3-B629(ヌーベル300)”を修理しました。
担当は、ミシンショップタケダ修理センター1級縫製機械整備士の斉藤です。
今回の依頼内容は…
『糸が切れる…』
原因は釜のキズでした。
針をぶつけたキズでした。
釜にキズができると糸のささくれや今回のような糸切れの原因となります。
あまり深いキズではなかった為、研磨による修理を選択いたしました。
指や爪などで確認しながら、キズの引っ掛かりがなくなるまで研磨します。
釜キズの修理は完了いたしました。が、
実は今回依頼の内容以外の気になる点がございました。
ミシンが置いてあった場所に油が染みておりました。
油のさしすぎかと思われます。
ミシンの底回りは埃と油が固まっている状態でした。
かなり前から油のさしすぎか、年数の経過した油を使用したかと思われます。
底の外装にも油が溜まっており、ゴム足から外に漏れていました。
古い油や埃を取り除き、底の外装・ゴム足をクリーニング致しました。
完了後は糸切れも無くなり、油じみも改善いたしました。
ミシンは定期的なお手入れをすることで快適にご使用いただけますが、大量な油は故障の原因ともなります。
基板やモーターへの油跳ね故障や外装の劣化にもつながります。
適切な量を説明書通りにお願いいたします。
≪今回のミシン修理作業内容≫
メーカー|brother ブラザー
機種名・型番|TA3-B629(ヌーベル300)職業用足踏みミシン
故障内容|糸が切れる
修理箇所|釜キズ研磨・余分な油のクリーニング・調整
brother公式HPでも当店が紹介されてます。
『ミシンの調子が悪い!』と感じたら…
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