本日は、東京都豊島区の池袋店にお持ち込みの“ブラザー家庭用ミシン Chiffon シフォン(ELU4902)”を修理しました。
担当は、ミシンショップタケダ修理センター1級縫製機械備士の名取です。
今回の内容が、
『下糸をすくわず縫えない…』
そんな内容です。
原因は針と釜のタイミング不良でした。
上軸と下軸のタイミングが完全にくるってますね…
厚い生地を縫ってから出始めた症状ということでした。
針棒・送り・釜、それぞれのタイミングがくるってますので、この修理は意外と厄介です。
まずは、送りと針棒のタイミングを合わせてから、最後に釜のタイミングを調整します。
同時に送り歯の高さも調整して修理は完了です。
コンパクトタイプのミシンは一般的にパワーがありません。
厚地や段差を縫うと、同様の症状が起きる可能性があります。
特に段差の部分などは手回しで動かすなどの工夫が必要です。
特に、生地がくい込んでしまったときなどは、無理やり生地を引っ張りぬこうとすることはお控えください。
タイミングを崩す可能性がありますので、お買い上げのミシン店にご相談することをお勧めします。
もちろん当社へのご相談も大歓迎です。
≪今回のミシン修理作業内容≫
メーカー|brother 家庭用コンパクトミシン
機種名・型番|Chiffon シフォン(ELU4902)
故障内容|下糸をすくわない
修理箇所|針釜送りタイミング調整・送り歯高さ調整・その他掃除及び注油
brother公式HPでも当店が紹介されてます。
『ミシンの調子が悪い!』と感じたら…
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