本日は、東京都足立区北千住本店にお持ち込みいただいた“ブラザー家庭用コンピューターミシン S51-PW(CPV75)”を修理しました。
担当は、ミシンショップタケダ修理センター1級縫製機械整備士の名取です。
今回の依頼内容は、
『生地が前に進まない…』
そんなご依頼でした。
結論から申し上げますと、送りギアとパルスモーターのギアの噛み合わせが悪かったことと、送りギアのグリス固着が原因でした。
ミシンのあるあるではありますが…
使わなすぎが原因かと思いますね…
もっと愛してほしいですねー(-_-;)
送りギア軸の焼けつきで、パルスモーターとの嚙み合わせも悪くなってます。
よくあるのは返し縫いが出来なることですが、今回はその逆で返し縫いしかしない(逆に進んでしまう)パターンでした。
電源を入れず、送りギアが手で動かせるくらいまで動きを回復させ、送りギアとパルスモーターの噛み合わせ位置を調整することで、送り前後の動きは回復しました。
その他各部注油をさせていただき修理は完了となります。
当修理センターでは、修理したミシンを、今後も末永くお使いいただくためには、どのような注意が必要で、どんなメンテナンスが必要かをお伝えして、はじめて修理は完了すると考えてます。
国家資格である“1級縫製機械整備士”6名在籍し、常に切磋琢磨して技術を磨くことで、今では全国からたくさんのミシンを送っていただけるようになりました。
ミシンでお困りの事があれば、是非、当修理センターにお任せいただければ、全力でサポートさせていただきますことをお約束いたします。
メーカー|brother 家庭用コンピューターミシン
機種名・型番|S51-PW(CPV75)
故障内容|生地が送らない
修理箇所|送りギアの分解注油及び送りギアとパルスモーターのギアの位置調整
brother公式HPでも当店が紹介されてます。
『ミシンの調子が悪い!』と感じたら…
『ミシン修理センター』修理の無料見