本日は、東京都江東区大島店にお持ち込みの“ブラザー コンピュータミシン R41-BL(CPV70)”を修理しました。
担当はミシンショップタケダ修理センター1級縫製機械整備士の斉藤です。
今回の依頼内容が、
『糸が絡んで縫えない…』
そんな内容でした。
早速、針板を開けて確認したところ、針と釜のタイミングがズレてました。
針穴のかなり上を釜の剣先が通過してるのがわかります。
上糸と下糸がうまくかみ合わず糸絡みの症状が出てたようですね…
さらには、はずみ車が重く、モーターの回転スピードが遅くなってました。
まず、フロントパネルを外し、釜のタイミング調整を行います。
はずみ車が重くなってた原因は、送り歯機構の焼きつきからくるものでした。
送り歯機構の軸が、かなり黒ずんでるのがわかります…
この部分を中心に分解掃除を行います。
その他、上軸や下軸の注油作業を行い、縫いテストをして修理は完了です。
針と釜のタイミングずれは、ミシンに適さない厚地や段差などの縫製時に起こるトラブルです。
また、ミシンの動きが重いと感じた時は、あまり無理せず、大きな故障になる前に専門店などに見てもらうことをお勧めします。
メーカー|brother 家庭用コンピュータミシン
機種名・型番|R41-BL(CPV70)
故障内容|糸がからんで縫えない
修理箇所|針釜のタイミング調整・送り機構分解調整及び注油
brother公式HPでも当店が紹介されてます。
『ミシンの調子が悪い!』と感じたら…
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