本日は、東京都豊島区の池袋店にお持ち込みの“ブラザー コンピュータミシン sincereL シンシア(ZZ3-B121)”を修理しました。
担当はミシンショップタケダ修理センター1級縫製機械整備士の名取です。
今回の依頼内容が、
『下糸をすくわない…』
そんな内容でした。
原因は針と釜のタイミングずれです…
針が最下点から少し上がったタイミングで、釜の剣先は針の近くを通過しなければ縫い目になりません。
写真では釜の剣先は、かなり先を通過してるのが分かりますよね…
これでは縫うどころか下糸をすくうことさえ出来ません。
上軸のギアのネジと釜を固定するネジがかなりユルユルでした。
かなりコンパクトなミシンで、正直厚地や段差を縫う能力はほぼありません。
針と送り歯と釜のタイミングを全て調整します。
一番幅が広いジグザグを縫ったときに全く目飛びがしてないのを何度も確認して修理は完了です。
私共整備士は、お客様の要望とお見積もりにご納得さえいただければ喜んで修理はさせていただきます。
しかし、使用年数とミシンの能力を鑑みると、コンパクトタイプのミシンの修理は、正直あまりお勧めはできません…
メーカー|brother 家庭用コンピュータミシン
機種名・型番|sincere-L(ZZ3-B121)
故障内容|下糸をすくわない
修理箇所|針釜タイミング調整・その他内部清掃及び注油
brother公式HPでも当店が紹介されてます。
『ミシンの調子が悪い!』と感じたら…
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